まず、Google Map に登録されると?
そもそも、Google Mapに自分の店や会社が登録されているとどうなるのか?、というものを見ていきましょう。
参考に、「渋谷 魚民」と検索してみます。PCだと、↓こうなります。
正確な店舗名で検索をしていないのでに、画面の右側に、検索にマッチする店舗情報が表示されております。
スマホだと、検索欄下は部分は全面的に登録されている、店舗の情報がガッツリと表示されます。
PC・スマホ、どちらもですが、「席を予約」「オンラインで注文」のボタンも表示されており、基本的な店舗情報に加えて、お店に対して、何かしらのコンタクトを取れる機能もついております。
登録した覚えがないのに、自分の店・会社が表示されている?
さて、上記の通り、店舗の情報にマッチする、または、近しいワードで検索されると検索結果に表示されるので、一般的には良いことなのですが・・・。
一方で、「自分が登録した覚えがない、しかも掲載されている情報が間違っている」ということもあります。
これには、以下の2つで登録されていることがほとんどです。
1.Google自動で、登録しているパターン
インターネット上のあらゆるWebサイトを、Googleのロボットが巡回しているため、その中には、店舗のブログ・ホームページの情報も集まってきます。
そういった情報から、店舗を特定して、自動で必要な情報を生成して登録していたりします。
店舗のブログ・ホームページから参照しているとはいえ、自動で生成されているわけなので、
- 純粋に誤りが生じる
- 明確な店舗情報の掲載が無い
- 例:ホームページに「10:00 〜 18:00営業」と掲載されていると、休日無しとして判断し、「全曜日 10:00 〜 18:00」設定にされる、など
- 店舗側の休日変更などが更新されていないと、そのまま掲載される
などが、どうしても発生してしまいます。
2.一般のGoogleユーザーが、登録しているパターン
実は、Googleアカウントを持っていれば、誰でも、地図に情報を入れることができます。
PCだと、↓のメニュー「地図に載っていない場所を追加」を押すとピンを立てて、場所や名前を登録できます。
Googleとしては、検索できる情報が多ければ多いほど良いので、「まだ検索できない場所があれば、どんどん登録してくれー!」という基本姿勢のためです。
地図に場所を追加するコミュニティなどもありますが、「このあいだのお店美味しかったな」と、良いコメントを追加するためだったり、逆に辛口レビューを書くために登録したり、、、
店舗情報を管理しないのはデメリットだらけ
上記の通り、Googleマップには、自分の登録有無に関わらず、情報が公開されることになります。
古くからあるお店の多くは、登録されていると考え良いでしょう。
ただ、Googleの自動生成や、第三者の登録によって生成された情報は間違っていることが非常に多いです。
特に、飲食店の場合は、営業時間の間違いや、休日の掲載間違いは大きく影響を受けます。
Googleマップの情報を見て、お店に足を運んでくれたのに「せっかく来たのにやってないじゃんかよ」というと思われてしまうと、いらぬ評価を食らってしまいます。。。
私も何度もあります、旅行先では、時間も限られていたりしますので、Googleマップの情報を見たとしても、だいたい行く前に営業しているかの確認電話を入れたりなどもしております。
(それはそれで、混む時間だと迷惑かな、とも考えてしまうのですが、、、笑)
「掲載しない」という選択はほぼ不可能
以前、食べログに隠れ家的な居酒屋を掲載されていたことが問題になり、ニュースになっておりました。
Googleに問い合わせをして、店舗情報を削除することで、生成されている情報も削除することができるようです。
ただ、「掲載したくない」、という方もいるかもしれませんが、自動生成と第三者から登録されてしまう以上、自分の意思ひとつで、店舗情報を完全に削除することはほぼ不可能でしょう。
消しても、また誰かに作られてしまう可能性もありますし、登録に関しては、悪意がないことがほとんどですので。。。
(明らかに誤っている情報に変えられてしまっている場合は別かと思いますが)
まとめ:せっかく掲載されるなら、正確な情報にしよう!
ということで、せっかく登録されるのであれば、利用者・お客さんに正確な情報を伝えるために、きちんと自身で管理するのが一番です。
祝日の設定や、営業時間の設定をすることで、
- 「営業しているのに休みの設定になっているため、人が来ない」
- 「休業日なのに、お客が来て、知らないうちにがっかりさせている」
のような余計な損失を回避できます。