Flexispot V9 エアロバイクデスクの徹底レビュー

どうも、anTechのYoshiです。

2022年に買ってよかったものにも、挙げさせてもらった「Flexispot V9 エアロバイクデスク」のレビュー記事になります。

7年前くらいから、デスクとエアロバイクが合体した商品はあったのですが、まだまだ洗練されてなかった時代で正直、微妙な印象しか残ってなかったです。
でも、「スタンディングデスクといえばFlexispot」のエアロバイクデスクを購入し、ほとんど大満足と言える商品だったので、4ヶ月くらい使ったレビューを書いていこうと思います。

良い点①「圧倒的静かさ、隣の部屋にいたらほぼ、聞こえない」

１つ目が最大の推しポイント「圧倒的な動作音の静かさ」です。

自宅で有酸素運動するために、エアロバイク、ステッパー、ウォーキングマシーン、いろいろありますが、どれも、30分〜1時間ぐらい使用していると、ベルトに熱がこもってしまうためか、ギシギシ、音がするものが多いんです。

でも、Flexispot V9は圧倒的な静かさです。隣の部屋にいたら、ほぼ聞こえませんので、家族が居てもほとんど、迷惑になりません。

私は、家族居ないので、実際どうなのか？っていうを聞けないので、今回、測定してみました。そのときのビデオも貼っておきます。
測定するために使用したのは、iPhoneアプリ「デシベルメーター – ノイズと音量の測定」です。

アプリのビデオ機能で計測したので、実際にエアロバイクを漕いでいるときの音も聞くことができます。

ちなみに、騒音レベル（dB）の目安が一体どれくらいなのかを、簡単にまとめた表を先に張っておきます。

目安	騒音レベル	例
うるさい	70デシベル	高速道路を走行中の車内 / 近い蝉の鳴き声
集中は無理	60デシベル	普通の会話レベル / 走行中の車内
気になるかも ノイキャンで対策可	50デシベル	静かなオフィス
ほぼ聞こえない ノイキャンで完全カット	40デシベル	閑静な住宅街 / 図書館
圧倒的静かさ	30デシベル	深夜の郊外

実際に私が、計測した条件は

• ペダルの超至近距離
• 隣の部屋でドアを空けた場合（約2.5mの距離）
• 隣の部屋でドアを締めた場合（約2.5mの距離）

です、それぞれ見ていきましょう。

ペダルの超至近距離 （約47dB）

こんな至近距離で、エアロバイクの近くにいる人はいないと思いますが（笑）
せっかくなので、最大限近づいたときの音を測定しました。結果、この距離でも約47〜50dBの間くらいで収まります。

隣の部屋でドアを空けた場合（約42dB）

次に、隣の部屋の間仕切り付近で計測してみました。間仕切りは空けた状態です。
隣の部屋と言っても、2.5メートルくらいの距離で、隣室の中央ではなく、ギリギリ、間仕切りに近づけたときの距離になります。
この距離でも、39〜44dBくらいで、これは、表でいうと図書館〜静かなオフィスくらいまでの小さな音になります。

隣の部屋でドアを締めた場合（約31dB）

最後に完全にドアを締めた場合です。
距離は先程と同じ、2.5Mの配置にしてあります。（間仕切りギリギリ）。

これで、「深夜の郊外」レベルまで音が下がりますので、ほとんどの人は気にならないくらいまで音はなくなると思います。

良い点②「ながら運動」の最適解になる。

「コロナ太リ」が広まってから、かなり経ちますが、ダイエットを成功した人はほとんどいないんじゃないでしょうか？

人にもよりますが、精神的にも肉体的にも健康的なダイエットは、1年くらいのスパンで考えたほうがよいと思っています。

それでも、実際に筋トレや運動が1年以上、続く人は約1割と言われております。
なぜ続かないのか？って言ったら、細かな理由も含めてだいたいは、「面倒」の一言に尽きると思います。

だからこそ、「ながら運動」が人気なわけですが、

「テレビを見ながらと言っても、ずっとテレビにいないし、みたい番組がない時はやらない」

という人もいるかと思います。ただ、エアロバイク付きデスクだったら「仕事 / 映画 / テレビ / 読書」と、「運動しながら〇〇」の応用が幅広く効くんです。

ちなみに私は、2023年の正月は、寝正月にならないように、Netflixを見ながらエアロバイクを漕いでいました。

運動してなくても、罪悪感。Netflixをダラダラ見てしまっていても罪悪感。

という、本来、休日に不要な負の感情を感じずに済んだのです。
車輪がついていて移動もできるので、使いたい場所でエアロバイクを漕ぐことができます。

唯一の悪い点「天板が重くて、つけ外しが面倒」

「ペダルの重さを変えられる」とか「デスクの位置調整が可能」など細かな良い点はあります。
が、良い点だけでは、レビュー記事としては微妙なので悪い点を１つだけあげます。

それは、「天板の扱いにくさ」です。

天板付きのエアロバイクだから、天板に文句を言うのも、お門違いなんでしょうが、天板部分が異様に重いです。

私は、テレビの前で漕ぐときは、PC操作をしないので、天板を外したいのですが、重くて結構面倒なんです。
その上、天板が、六角レンチでボルト固定になっているので、つけたらつけっぱ、外したら外しっぱ、になっていることが多いです（笑）

もう少し軽くて、取り外しがしやすい設計だったら、良かったなぁと思ってます。

ただ、天板無しの「Flexispot Sit2Go FC211」という製品があります。これは、仕事では使わないし、天板は邪魔っていう人はこっちを選択してみても良いのかもしれない。

ちなみに、私の兄は、Sit2Go FC211を買って試させてもらいましたが、静音設計は変わらず、背もたれもある上に、椅子も改良されていて座りやすかったです。

まとめ

主に、在宅で仕事をしながら利用する人向けの商品なので、動作音には相当気を使われたのが伝わってきます。
音だけで言ったら、静かなエアロバイクは他にもあると思いますが、デスクとセットだと応用の幅が効くのでFlexispot V9で十分な気がします。

値段は張りますが、何度もいろんなダイエットに挑戦するより、運動する習慣を見に付けて、痩せやすい身体を作ったほうが、よほど、健康的かと考えています。